2月も終わりに近づき、やたらと寒い日はあっても、日差しには春を感じます

学校は入試が終わり、卒業シーズンに入りますね

 

本日は、料理や家族の食卓をテーマにしたテレビ番組を見ながら感じたことです

心に残ったのは、以下の言葉や場面

 

・みんなでつくる

✳︎小さな子どもも一緒に

・自分でつくると楽しい

・自分でとり、盛りつけると楽しい

・対話しながら食べる

✳︎あなたの意見は?

いつも言いあうと、子どもは自分から話すようになる

・料理の内容よりも、楽しい食事が大切

・どんな食卓をつくるか

・90分あるなら、60分料理して30分で食べる、

のではなく、30分で料理して60分かけて食べる

 

皆様、どうお感じになりましたか

 

子どもが小さなうちは特に、毎日は無理でも

週に2、3回でも、こういう楽しい食卓で食事ができればいいですね

子どもたちの楽しそうな笑顔が溢れる食卓

 

私の二人の娘はもう大人ですが、子どものころ、こういう食卓を囲めたことが何度あったか…

 

申し訳ない気持ですが、過去は変えられないので、娘たちが作る食卓に期待を込めます

 

ここで考えました

私たちは今、環境が整った便利な生活を送っています

でも、この食事や食卓が教えてくれる、自分でつくる、みんなでつくる体験を、

その過程を楽しむ機会を失っていないか

 

時間がない、つくらなくても食べられる、対話しなくても食べられる

誰かが、あるいはスマホのような便利な機械が提供してくれるものを使えばすむ

そして、その結果、それだけ

 

みんなでつくる楽しさ、対話する楽しさ、食卓を囲む喜び

これは、学校の価値そのものではないか、

とも感じます

 

最近、個別最適学習、という言葉をやたらと聞くことがあります

個々の状況、必要度にきめ細かく対応する、

という視点は必要ですが、一人で学習するだけなら、学校に行く価値はありません

 

今だからこそ、みんなでつくる、対話する、

その場・空間に実際にいるから感じられる、体験できることが溢れる豊かな学びが、

いっそう求められるのではないでしょうか

 

過去は変えられませんが、未来は変えられます

 

遅ればせながら、私も少し料理を覚えて、みんなでつくる料理に挑戦してみようか…

でも、あれ、時間がない…

仕方がない、ネットで調べて…

うーん、何がしたかったんだっけ…