皆様こんにちは。コアネット教育総合研究所の岡田育也です。
4月に入り、新年度となりました。皆様の学校にも新入生がご入学されて、新鮮な雰囲気となっているかと思います。私も気持ちを新たに業務に取り組んでいます、と書きたいところではあるのですが、新入生の皆様へのタブレット端末の販売・導入サポートなどの業務で日々動き回る毎日です。
とはいえ、やはり新年度らしく教育業界とは違った視点の新たな刺激を求めて、先端のIT技術やWEBマーケティングなどのセミナーに出席してきました。その中でも、個人的にはメタバースについての内容が興味深かったです。
メタバースとは、オンライン上に構築された現実世界とは異なる3Dの仮想空間やそのサービスのことを指します(詳しくは こちら で詳しく解説しております)。教育業界では、N高等学校等の取り組みなどでご存じの方も多いかと思います。ゲーム業界などでは何年も前からメタバースの技術を活用したサービスが展開されており、今の児童・生徒世代にとっては殊更新しいものではなく、当たり前に存在する技術の一つのようです。それを様々な業界・分野において利活用していくための技術整備、法整備などが行われている現状と今後の課題を学びました。
コロナ禍において、WEB上で学校説明会を開催するためにメタバースの技術を活用した学校のお話を伺う機会もありました。新たなアイディアや施策を具現化するためには、教育業界内に留まらず他の業界や分野の知見を参考にすることが近道の場合もあります。コロナ対応など、必要に迫られた中で情報収集を行っていくことは当然必要なのですが、普段からアンテナを張る機会を設けていくように心がけていきたいと、思いを新たにした次第です。