6月も半ば
どうやら雨の季節が始まったようですね

正直、毎年うんざりする日もありますが、もしこの雨が降らなければ…
新幹線の車窓から、田植えがすみ、水がいっぱいの田んぼを見ながら、その恵みを思います

私などよりはるかに切実にそう感じている人たちがいます
ニュース報道で聞く、雨が降らず、乾燥、砂漠化が進み国々。耕作ができず収入を失って、貧困や飢餓に苦しむバングラデシュ、パキスタン、アフリカなどの国の農民たち

働く意志があっても、雨が降るかは天候次第
気候変動が、事態を年々悪化させても、なす術がない人々の存在

世界的にみて、人口も経済も成長する東アジアの一国
豪雨被害にあうことはあっても、水不足に苦しむことはありません
アジアの成長力の源の一つは、この豊かな水に恵まれていることではないかと思います

運良くこの地に生まれたことで、水の苦労がない。幸運に感謝するだけでなく、なんとか、苦しむ乾燥地帯の人たちを応援できないのだろうか
海水を真水にする
使用量を抑え、再利用する
それを運ぶインフラを整える

世界を揺るがすエネルギー危機、食糧危機、水不足などの難問に、叡智を結集する
侵略戦争やその防衛に巨費を使うのではなく、本当に大切なことに時間と金とエネルギーを使いたい

誰もが本心では、そう思っているのではないだろうか。それなのに、どうして、そうできない?

水に恵まれた平和な日本に生まれた幸運な一人として、思うだけでなく、小さなことでも何か行動しよう
降り始めた雨を見ながら考えました