5月のさわやかな風がふきます
青空と勢いを感じる草木の緑
九州の田舎出身なので、まわりに自然がある方が落ちつきます
まさか、一年後も緊急事態宣言とは…
宣言自体よりも、これほど長期にわたりコロナと向き合う現実に驚かされます
物事へ向き合うスタンスを少し変え、新しいステージと考える必要がありそうです
さて今回は、最近、ニュースや新聞報道などでよく目にする水素から考えたことです
先日、国連事務総長アントニオ・グテレス氏が、2050年までに温暖化ガス排出をゼロにするためには、発電における石炭使用をやめる必要がある、と主張しました
地球が直面する最重要課題が温暖化だとすれば、対策の柱はカーボンゼロ
燃やしても水しか出ない水素は、まさに“夢のエネルギー”です
でも以前は、
製造や貯蔵など、容易ではなく、大幅なコスト削減も必要で…
という文脈が多かったと思います
ここにきて、世界が水素シフトに一気に動き出した感があります
もし私がこれから大人になり、仕事に就くなら、この水素エネルギーを主流にする仕事を選びたい、人生をかける価値があると感じます
連休中、長女と話した話題の一つが、なぜ日本の学生は勉強しなのか
長女はドイツの音大への進路を選び、高校卒業後、8年間ドイツで暮らしました
世界から見た日本人を知りたいとき、話を聞かせてもらう私の大切なアドバイザーです
話の結論は、夢をもっていないから
誰もが大学に行かねばならないわけではありませんが、行くなら、学ぶ目的をもって入学する
ドイツではそれが当たり前のようです
同国の大学は必須単位を落とせば容赦なく退学、とのことですから、本気で学ぶ覚悟が不可欠
真剣な学びが、卒業後の就職にも直結する現実
誰もが真剣になる理由があります
大学生が一日中ゲームざんまいで過ごせる国ではなさそうです
改めて、我々は日本の大学の、あるいは日本の教育の、さらには日本の課題に向き合う必要があると感じました
外出を控えた分、時間的な余裕あるときに落ち着いて、大きなことを考えてみるのもいいのではないでしょうか
などと、読者の皆様にお伝えしながら、目先のやることに追われている現実もあります
何歳になっても志をもち、まずは自分自身に少し余裕をもち、ときには大きな思考をしようと思います