こんにちは。コアネット教育総合研究所嘉村です。

もう3月も半ば
例年なら桜はいつ開花するか、花粉飛散、などが話題になるころです
今年の関心は連日、コロナウィルス

残念ながら学校は休校となり、各校に伺っても、
元気な生徒の皆さんの様子を見ることができません。本当に残念です

でも、やまない雨はありません
いつもなら無かった時間と余力を活かし、年度末のPDCAをしっかりまわす
教育に、学校経営力に磨きをかける好機、ととらえる切り替えも大事ではないでしょうか

さて本日は、最近の記事で見かけた、
水素エネルギー、人口光合成といった取り組みを見て感じたとことをお伝えします

次世代エネルギーとして期待される水素

気候変動による温暖化の地球全体への悪影響が、誰の目にも明らかになってきた今
ガソリンエンジンから水素エンジンへ
使用後、出てくるのは水だけ、驚きです

人口光合成では、植物をまねて、水と二酸化炭素から酸素と糖をつくり、製品化するのだそうです

これら、二酸化炭素を使わない、二酸化炭素を使って…というアプローチは抜群

世界中の優れた学者や政治家を集めて議論されても、未だに二酸化炭素を
どの程度抑えられるか、の域を出ることができない現実

もちろん大量放出を抑えるのは当然ですが、放出ペースを
抑えるだけでは、温暖化は止まりません
二酸化炭素を使わない、むしろどんどん使用して
減らすアプローチに時間とエネルギーを使う方が有意義に思えます

つまり、目的は二酸化炭素放出を抑えることではなく、地球の温暖化を止めること

同様のことは、学校改革の議論をする際にも感じることがあります
教育目標が不変であるなら、これまでの取り組みを
一つ一つ検証して改善点を考えることも必須でしょう

しかし、社会の変化にともない、子ども達に「つけたい力」が変化
その要請を受けた教育改革の力点は、現在の取り組みの延長線上にはありません

ゼロベースで、再設定した「つけたい力」に直結する
教育メニューの拡充議論に挑んでいただきたいと思います
いつもなら無かった時間… 好機は今です

私自身も、今までできなかった思考に取り組んでみようと…
おっと、いつもと違い、ガラガラの新幹線で考え始めましたが、同時に眠気が…
今日はここまでです