こんにちは。コアネット教育総合研究所嘉村です

慌ただしく過ごした12月、年末年始でした
新年を迎え、もう1月も下旬です
皆様、本年もよろしくお願いします

本日は、ある10代の選手の活躍を伝える新聞記事を読みながら考えたことです

「弱い自分を変えたい。限界はない」

本人の言葉とともに、記事は伝えます
「…食事の時間も削って猛練習。風呂上がりにサーブを1時間打ち、
ぶだん文字を書くのは右手だが、感覚を研ぎ澄ませるために左手で漢字練習をするなど、
できることは何でもやった…」

この記事の主役は、先日、卓球の全日本選手権で、
オリンピック代表の伊藤美誠選手、石川佳純選手に勝って
初優勝した早田ひな選手

読者の皆さん、皆さんはこれほどの努力ができますか? 私には、とても無理です

もちろん、「普通の人には無理。特別な才能と強い意志をもつ早田選手だから…」
と思えば、それまでです

でも、想像してください
もし早田選手がどこかのテレビ番組に出演し、「好きな食べ物は?」「映画は観ますか?」
などと質問されたとしたら、彼女はどう答えるでしょうか

きっと、どこの学校にもいる普通の女子高生のように、笑顔で少し恥ずかしそうに、
大好物や好きなアニメの話などをしてくれそうです

また、そのずば抜けた行動力と出張力で注目される
10代の環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん
以前は普通の女の子だったであろうグレタさんは今、世界が注目する人物です
 
 
 
われわれ大人は、振る舞いや行儀が気になる子供を見かけると、
つい自分のことは棚にあげて「最近の子供は…」などとつぶやきます
 
でも実際には、その子の本当の姿、内にある可能性など、何も見えていないのかもしれません

以前ある学校の先生から伺った、「中学生は、本当は何でもできる。子供だと思い、
子供にさせているのは大人だ…」
という言葉を改めて思い出しました

先を歩く者はいずれ、この社会を後に続く者に託すしかありません
もっと一人ひとりの子供たちの可能性、力を信じること。耳を傾け、語り合うことが必要なのでは
と感じました

今日はここまでです