激動の日々から得られるもの

寒さが増してきました
気づけば、記念すべき令和元年も残り数日
街はクリスマス、忘年会…

私事で様々なことがあり、激動の中で年末を迎えることになりました
本日は、この激動の日々の中で感じたことをお伝えします

激動の一つが転居です
現在は関西に単身赴任中ですが、自宅は埼玉
二人の娘が進学で家を出たのを機に、長らくお世話になった埼玉を離れ、
東京の郊外に住むことにしました

１０数年住んで、娘の小学校のころの物が残る家を片付けるのは、
想像を超えた大仕事でした
私以上に妻は大変だったと思いますが、私でも何度か、
「もう無理だ…」の思いが心によぎりました

なんとか新居に移れた時には、「人間、やればできるものだ…」と
妙な感動と自信が湧いてきました

同時に、物を買わないのが一番、とも痛感しました。シンプル、イズ、ベスト！

もっとも、私の荷物は、妻の1０分の１にも満たなかったのですが…
こんなことを妻に言おうものなら、引っ越しより大変なことになりそうなので、
もちろん黙って仕事に打ち込みました

あたりまえですが、新居の周りは、すべてが新鮮です

景色はもちろん、目の前の道がどんなところに向かっているのか、どんなお店があるか…
駅への道でさえ、他にもっといい行き方があるのではと、探検したくて、うずうずします

大人でさえ、新しい場所に、ものに、人に出会えば刺激を受け、
心が、頭が、体が活発に動き始めるのです
好奇心をもち、敏感で、無限の可能性に溢れた子どもたちが受ける刺激はどれほどか

こここそ、新教育創造の醍醐味であり、新教師の腕の見せ所ではないでしょうか

国際教育、探究、サイエンス、教養…、分野や方法は何でも構いません
好奇心、挑戦心、探究心をかきたて、何かに没頭する時間、体験を大事にしてほしい

さぁ、私にも可能性は残っているはずです
次はどこを探検してみようか
でも、その前に引っ越し荷物の整理か…