こんにちは。コアネット教育総合研究所の嘉村です
もう11月も半ば過ぎ
今年も残り少なくなり、受験の季節が近づいてきましたね
先ごろ、英語の新大学入試の方針変更が話題を集めました
確かに当事者となる高校生には気の毒ですが、挑戦に試行錯誤はつきもの
それを恐れていては、進歩はありません
何年やっても話せるようにならない受験英語など無意味
学ぶ以上は、全員を話せる人にする、という目的に向かって
揺るぎなく取り組んでいただくことを、願うばかりです
さて本日は、ある学校で参加させていただいた公開授業イベントで感じたことです
主題はSDGs
講演の部の大学の先生のお話を伺いながら、考えました
「SDGs に向き合うことは、人生そのもの」
確かに、以下の問題に無縁の人生を歩める人は、皆無でしょう
貧困、飢餓、健康、福祉、教育、性差、水、エネルギー、格差、気候変動、平和…
すべて、SDGs の対象です
この地球規模の課題に向き合うことで得られる効用とは?
まず世界の現実を知り、視野を広げる
自分はどう生きるのか、考える
↓
おそらく、
「中学、高校で学ぶのが、“ただ、難関大学に合格するため”、などではない」
ことに、気づくのではないか…
↓
そして、
「なぜ学ぶのか、学んで自分がやりたいことの方向性が見えてくる」
同時に、
「そのために必要な力をつけたい。それがかなう大学に進もう」
という決意が生まれる、のではないか…
残念ながら、そういう経験をして、
視野を広げ、
人生を考え、
志を立てる
という経路とは無縁であった私には、想像することしかできません
これからの時代は、特に少子高齢化という国家的課題に挑む日本人には、
厳しい時代になるでしょう
しかし、子供たちの可能性は無限。希望は常にあります
改めて、SDGs 、探究などの新教育の意義を痛感する一日でした
遅ればせながら、わたしもSDGs に…