こんにちは。コアネット教育総合研究所嘉村です

平成も残すところ数日
令和元年は大型連休で始まります
せっかくの節目、新時代の新たな取り組みを考えるには
良い機会ではないでしょうか
 
 

さて本日は、経団連と大学が新卒通年採用の拡大で合意した
という新聞記事を読みながら感じたことです

通年採用の拡大により、長年続いてきた新卒一括採用の慣行が
なくなっていくことのインパクトは大きいと思います

これまで慣行に縛られてきた大企業がしがらみを解かれ、
中途採用と同様、一人ひとり目利きしながら年間を通じて採用活動を行う

これまでの新卒一括採用には、
学生と産業界の双方に、メリットとデメリットがありました

計画的かつ効率的に多くの学生を確保したい企業には好都合
一方で、ミスマッチも少なくはなく、3年以内の離職率の高さが問題視されてきました

学生にとっては売手市場が続いていますが、この時期に乗り遅れた者は、
その理由が単なる不採用か、海外留学など有益なものであるかを問わず、
不利な状況におかれる

世界的には普通と聞く通年採用により、
これまでより採用コストがかかると嘆く企業もあるかもしれませんが、
ミスマッチが最小化されるのてあれば、利点の方が大きいでしょう
 
 
一方の学生への影響は、簡単に言うと、
力のある学生には有利。力のない学生には不利

つまり、新卒採用にも能力主義が貫かれていくことになります
この変化は、長期的には日本の産業力にプラスのインパクトをもたらすと考えます

教育力のある大学、多様な経験を積んで資質を伸ばした学生が
もれなく正当に評価されるのは当然です
 
 
意欲、資質、潜在力をもつ若者に満ち溢れ、日本全体の活力が高まることを願います
さぁ、この流れを加速させるため、私にできることを考え、実行します