こんにちは。コアネット教育総合研究所嘉村です。

もう2月も半ば過ぎまだ寒い日もありますが、
日射しには温かさを感じます
いつもばたばたですが、たまには散歩でもしようと思います
 

さて本日は、このところよく耳にする児童虐待の記事、
報道をみながら感じたことをお伝えします

近年、少子化にも関わらず児童虐待の通告数が増え続け、
ときに残酷な、そして残念な事件が報じられます

政府が会議を開き、児童相談所の体制強化を決めた…
一方、児童相談所は深刻な人出不足に陥っており…増員を急いで…
といった記載がありました

読者の皆様、どうお感じになりましたか?

私の感想は主に二つ

一つは、どこかで聞いたような話だな
待機児童が減らない、もっと保育園を増やさないと
でも、保育士の確保が難しい…
在留外国人が増えて、言葉や文化、
様々な問題や軋轢も増える。でも、対策は…

もちろん起こった問題への対処は必要です
しかし、対症療法ばかりで、予防医療や
そもそもへの根本的打ち手が伝わってきません

もう一つは、この根本的打ち手に関わることですが、
児童虐待を行う大人をどうすればゼロにできるのか

いつも学校教育のご支援を考え、どうすればもっと良い教育に近づくのかを、
多くの方々と話し合います
でもこういう記事を見ると、同じくらい、
あるいは更に必要なのは、大人への教育ではないか、と感じます

もちろん私自身も対象の一人
 

将来の社会を支える宝物である子どもたちへの教育が、
何より大切であることに異論をもつ人はいないでしょう

しかし、その子どもたちを志高き大人に育て、
社会に迎え入れる私たち大人の意識、振る舞いは
どうでしょうか
 

子どもたちが周囲を見まわし、「自分もいずれはこういう人に…」、
と感じる大人に溢れる国に、我々は住んでいるのか
いかに教育改革が進もうと、教師の役割、存在の重要性が
変わることはないと痛感します

同時に、学校任せ、教師まかせにしない、
責任ある社会人の一人であらねばと、決意しました