こんにちは。コアネット教育総合研究所の松原和之です。
この6月をもちまして株式会社コアネットは創立20周年を迎えました。この20年間支えてくださった皆様に感謝を申し上げますとともに、今後も変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
20年前、日能研関東を中心とする合弁会社として設立された弊社は、横浜・日吉の地で社員4名でスタートしました。以来、「社会・学校・家庭を結び、よりよい教育環境を実現することで、子どもたちの未来を応援する」というミッションのもと、日本の教育を現場から変革したいという熱い思いを抱きながら20年間、主に学校経営・学校教育を支援するという仕事で走り続けてきました。
20年の間に本社移転拡張(横浜市都筑区)、神戸研究室の開設など社業を拡大しながら、現在では常勤の契約社員、パート社員を含め約30名の体制となりました。
事業では、全国190校の学校をネットワークする私学マネジメント協会の運営をさせていただき、また年間40~50校の調査・コンサルティング契約をいただき、学校現場を支援しております。
近年は学校のニーズにお応えする形で、グローバル化やICT化対応のお手伝いをさせていただく機会も増えております。
これからも、学校をはじめ教育に携わる皆様のお役に立てるよう努力して参ります。
さて、20年間で世の中も大きく変化してきました。創立年の1998年がどんな年だったかを振り返ってみると、あまり景気の良い時代ではなかったようです。
前年の日興證券に続き、この年に長銀(日本長期信用銀行)、日債銀(日本債券信用銀行)が経営破綻しました。私が学生の頃は文系学生のトップ層がこぞって入社した超優良会社でした。世の中なにが起こるかわかりませんね。
そして、年末に発表されるこの年の漢字は「毒」。和歌山カレー毒物混入事件が起きた年です。思い出すと今でも背筋が凍るような恐ろしい事件でした。
一方、明るい話題もあります。この年に長野オリンピック・パラリンピックが開催されました。スキー・ジャンプでメダルを取った時の原田選手の涙は今でも忘れられませんね。
プロ野球では「ハマの大魔神」の活躍で横浜ベイスターズが日本一。角界では若貴が揃って横綱になりました。歌手の椎名林檎、ゆず、宇多田ヒカルがデビューしたのもこの年です。音楽CDが史上最高の生産枚数になったのもこの年らしいです。
ポケベルが流行したのもこの頃です(PHSは出始め。もちろんスマホなんてありません!)。街にはコギャルがあふれ、お姉さんはワンレン、妹はルーズソックスという出で立ちで闊歩し、女子高生たちは「写ルンです」で写真を撮っていました(まだデジカメは登場していません!)。
ということで、20年前ってとても昔のような気がしますが、コアネットにとってはとても短く感じる20年間でした。
これから20年はもっと変化のスピードが速く、20年後は予想もつかない世界になっていると思いますが、初心を忘れず頑張っていきたいと思います!