あけましておめでとうございます。コアネット教育総合研究所の松原和之です。
平成29年(2017年)が始まりました。
昨年は、リオデジャネイロ五輪で日本選手が大活躍したり、広島カープが25年振りにリーグ優勝したりと、日本中が盛り上がるニュースもありましたが、一方で、熊本や鳥取の大地震で多くの被害者が出るなど、悲しい出来事もありました。また、天皇陛下が生前退位を意図するような発言をしたり、小池都知事が誕生したり、オバマ大統領の広島訪問、安倍首相の真珠湾訪問など、未来に向けて新たな一歩を踏み出す出来事もあり、未来への期待(と不安)も膨らんでいます。
私個人でいえば、昨年はアクティブ・ラーニングとルーブリック、ICT、大学入試改革の話題に明け暮れた一年でした。全国でセミナー講師を務めたり、学校の研修会に呼ばれることも例年に比べて多かったです。今年も新しい時代に合わせた教育のトレンドを掴みながら皆さんにお届けして行こうと思います。
さて、私の今年のスローガンは「Do the impossible(不可能を可能にする)」です。
この言葉は昨年末に、元デュポン社長で経済同友会教育改革委員会委員長の天羽稔さんからお聞きしたものです。
とても響きが良く、私の今の思いにも合致していたので、拝借させてもらいました。
教育界は、もともと前例主義で保守的なところがあります。何か問題があってもなかなか新しい手立てが立てられないことも多いです。諦めているわけでもないと思うのですが、「どうせ無理」「やっても無駄」という雰囲気が漂うこともあります。そんな時、この言葉を思い出したいのです。
成績表で2ばかりの子をオール5にする。毎年地区予選初戦敗退のチームを甲子園出場に導く。過去にまったく実績はないけれども東大に10名合格させる。
普通に考えたら不可能なことですが、これをどうやったら可能にできるかを考えたいのです。
子どもたちの可能性に蓋をしたくないのです。
それが、「Do the impossible」の精神です。
私たち(コアネット教育総合研究所)はコンサルティング会社です。
学校だけでは不可能なことを、私たちがお手伝いすることで可能にしてこそ価値があります。
先生方に対しても、「Do the impossible」を伝えていきたいと思いますが、まず自分たちが「Do the impossible」の精神で問題に立ち向かいたいと思います。
今年も、コアネット教育総合研究所をよろしくお願いいたします。
写真は本文には関係ないですが、初詣に行った神社です。
良いことをいっぱい酉こもー!