こんにちは。コアネット教育総合研究所の松原和之です。

東京オリンピックが始まりました。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の中での開催については賛否両論があり、また開催直前になって開会式の準備スタッフの解任などゴタゴタがありましたが、何とか開催に漕ぎつけたという感じでしょうか。
個人的にも賛否両方の思いがありますが、始まってみれば、無観客での開催というのは悪い選択ではなかったと思います。今後感染状況がどう変わっていくかはわかりませんが、今のところは、オリンピック開催を要因としたクラスターなどは発生していないようです。

開会式はビールを飲みながら自宅のテレビで見ました。途中、IOC会長の長い演説で寝落ちしたりはしましたが、地味ながらもなかなか面白い開会式だったと思います。過去海外で開かれたオリンピックでは、競技をテレビ観戦はしても、開会式をリアルタイムでちゃんと見たことがありませんでした。見てみると、意外と楽しいものですね。

個人的に印象に残ったのは、入場行進曲がドラクエなどのゲームソングだったこと、国名を記したプラカードが漫画の吹き出し風だったこと、MISIAさんが歌った国歌がちょっとアレンジされていたこと、ピクトグラムを演じた人が超忙しそうだったこと、ドローンで作った地球儀がクールだったこと、聖火の最終ランナーが大坂なおみさんだったこと、などでしょうか。

中でも一番楽しんで見させてもらったのは、入場行進してくる各国の選手団の衣装や動きが様々だったことです。そして、日本を除く205もの国々の選手が日本に集まってくれたんだなーと感慨深かったです。
入場順は、オリンピック発祥の地ギリシャが一番で、次々回開催国アメリカ、次回開催国フランス、今回開催国日本が最後になっていて、その間は、日本語読みの国名の五十音順だそうです。入場行進を見始めた時点で、意外と「あ」や「い」から始まる国って多いんだなーと思いました。
地理は子どもの頃から得意科目なんですが、知識が古いのか、初めて聞く国名もいくつかありました。マケドニア共和国は、コソボが独立して北マケドニア共和国になっていたんだー、とか。

ユニフォームというか衣装は民族衣装なども使っていて独自性が感じられ、とても美しいファッションショーのようでした。カザフスタンの旗手の女性選手は王妃のような衣装でとても美しかったです(美人だったしね)。
トンガの旗手の上半身裸のオイルでテカテカは、リオ、平昌に続き3大会連続なのだそうです。ん!? 三大会って、冬も!? そうなんです。今回はテコンドー代表なのですが、平昌ではクロスカントリーの選手だったそうです。びっくりですね。でも、あの格好は平昌では寒かったでしょうね。

民族衣装でなくても、なんとなく色合いがその国っぽかったりして、興味深かったです。各国の衣装を写真にとってバラバラにして、国名当てクイズなんかをやったら、子どもの楽しい学習の材料になるかもしれないですね。

えっと、ちなみに、バーミューダはバーミューダパンツを履いていましたし、パナマはパナマ帽を被っていましたよ。子どもにはわからない昭和な感じのワードですけど・・・。