こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

先日、日本で初めて公式なグローバル・ティーチャー賞報告会が開かれました。
今年、立命館小学校の正頭英和先生が世界トップ10に入賞し、その凱旋報告会の位置付けです。

グローバル・ティーチャー賞は、イギリスのバーキー財団が主催する教育分野で優れた功績があった先生に授与されるアワードです。
約150ヶ国から3万人の応募があり、厳しい選考で勝ち残ったトップ10がドバイで開かれる本戦に出場します。
そこで最終選考が行われ1位が選ばれます。
正頭先生はそのトップ10に選ばれドバイまで招待されたということです。

正頭先生は、京都の歴史的建造物の探究フィールドワークを行い、それをMinecraftというオンラインゲームを活用した協働学習につなげる授業を行った実績が評価されました。

グローバル・ティーチャー賞の選考では、グローバルに教育の質を向上する再現可能で拡張性のある指導方法であること、地域社会等の課題に取り組む革新的な教育実践であること、子どもたちが地球市民になることを助ける取り組みであること等が評価の基準になっています。

報告会概要

日本ではまだまだ認知度が低いグローバル・ティーチャー賞ですが、毎年選考が行われており、1位の賞金は約1億円だそうです。
学校の教員なら誰でも応募の権利があります。あなたもチャレンジしてみたらいかがでしょうか。
ただし、選考の応募書類の中には賞金の使い道を書く項目もあり、そこに何と書くかも評価の対象です。
別荘を買うとか高級車を買うというのでは受からないでしょうね。

あなたなら賞金を何のために使いますか?
おそらく宝クジよりは確率が高いと思いますので、考えるとワクワクしてきませんか。