こんにちは。コアネット教育総合研究所松原和之です。

5月からずっと研修講師の仕事が続いていたのですが、7月に入ってやっと落ち着きました。
回数としてはたいしたことはないのですが、一つ一つに時間(と情熱)をかけて準備していますので、私としては大忙しです。

5月には、福島県と埼玉県の私立中高の教員研修会にお招きいただき、「アクティブ・ラーニング型授業の実践」について講演をしました。

珍しいところでは、同じく5月に品川区立日野学園の教員研修会で講演をしました。公立の小中一貫校での講演は初めてです。

聞いていらっしゃる先生は、小学校の先生と中学校の先生の両方がいらっしゃいます。
「主体的に学ぶ児童生徒の育成」についてお話をしたのですが、やはり小学校と中学校ではその内容に少し違いがあります。聞き手に刺さるようにするには、少し話し辛かった印象があります。

そして、6月には東京私立中高協会主催の研修会の講師を務めました。タイトルは「アクティブ・ラーニングにおける評価」。最近では最も多い講演テーマですが、東京都の私立中高の先生が80人も集られるとのことでしたので、気合を入れて完全リニューアルした内容で臨みました。

アクティブ・ラーニングの評価についての学校事例を4校分まとめ、4人1組で知識構成型ジグソー法によるアクティブ・ラーニングで学んでいただきました。
私の講演では、ジグソー法の体験をよく入れたりもするのですが、いつもは時間がなくて20分程度のダイジェスト版。今回は50分のフルバージョンで行いました。
終了後のアンケートでは、ジグソー法を体験できたことがためになったという回答も何人かの方からいただきました。
大人の研修も、何を学ぶかだけではなく、どのように学ぶかが重要だと思います。

7月に入って、山口県私立中高協会の管理職研修にもお招きいただきました。こちらも全県から60名の先生に集まっていただき、盛況の中で講演を行うことができました。
タイトルは「新時代の私学教育を考える」という大テーマの中「コンピテンシー・ベースのカリキュラム・マネジメント」についてお話をしました。

少し長くなってしまったので、この内容については、次回の投稿で詳しく書くことにします。

いずれにしても、講演ラッシュがひと段落したのでホッとしています。

次は、8月22日のCorenet New Education Fes.2017での講演です!
筑波大学の落合陽一さん、早稲田大学の鎌田薫総長に挟まれての登壇ですので、少し緊張しますが、今から頑張って準備をして臨みます。よろしかったらご来場ください。